増税前の駆け込み需要

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    こんばんは。
    江東区亀戸の税理士・行政書士の大島崇史です。


    当事務所では、今週パソコンを入れ替えます。

    そんなわけで、当事務所内にはパソコンの入ったダンボ−ルが積まれており、

    執務室はお客様に見せれないような状態となっております。


    お客様にも3月中にパソコンや車を入れ替える方が多く、

    「消費税アップ前の駆け込み需要だなぁ」

    なんて思ってしまいました。


    しかし、本当は駆け込む必要がないのに駆け込んでいる人も多いと思います。

    駆け込む必要がない人というのは、消費税がかかる事業者の方で原則的な計算を採用している方。

    逆に、事業ではない場合や消費税がかかる事業者でも簡易課税制度を選択されている方については駆け込むメリットがあるのです。


    その仕組みを今日は説明しましょう。

    消費税がかかる事業者の方で原則的な計算を採用している方というのは、

    売上分の消費税から、仕入分の消費税を控除して、納付する消費税を計算する方です。

    もし、105円でパソコンを買って、315円の売上がたったとします。
    (パソコンを転売したのではなく、パソコンを使って仕事をして315円の売上)

    15円−5円=10円を消費税として納付することになります。


    なぜ、この計算方法の場合、消費税アップ前に駆け込む必要がないかというと、

    「払った消費税は控除できる」からです。

    たとえば、先ほどの例であれば、純粋な利益は

    315円−105円−10円=200円です。

    これがもしパソコンの購入が消費税アップ後になった場合、

    108円でパソコンを買って、324円の売り上げがたちます。

    消費税は24円−8円=16円です。

    そして、純粋な利益は

    324円−108円−16円=200円

    なんと先ほどと同じ金額!


    では、消費税アップ前にパソコンを買い、消費税アップ後に売上げた場合はどうでしょうか?

    パソコンは105円、売上は324円

    消費税は24円−5円=19円となります。

    純粋な利益は324円−105円−19円=200円

    っというわけで、パソコンを買うのが消費税アップ前でも後でも、結局純粋な儲けは変わらないわけです。


    「いまさら言われても、もう駆け込んでしまったよ!!」

    という方も多いと思いますが、過ぎたことは仕方がありません。

    では、そんな方が取るべき次の対策は、消費税の納付資金を溜めることです。

    先ほどの例でもわかりますが、駆け込みで買ってしまった場合には、

    消費税の納付額が多くなります。

    もちろん、簡易課税制度を選択されている方も同様に、

    しっかり売上に8%で消費税を預かっていれば納付額は多くなります。

    5%から8%になったわけですから、

    おおよそ前年の1.5倍くらいの納付額になることは覚悟しなければなりません。

    そのため、今からでも少しずつ消費税の納付資金を溜める必要があるのです。


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